糖質が脂肪に変わるメカニズムを解説

何故糖質を摂ると太るのか?

糖質は人間にとって必要不可欠な栄養素です。

 

特に脳は糖質のみが栄養となるため、糖質が不足すると頭の回転が遅くなり、ぼーっとする

時間が増えてしまいます。

仕事も勉強もはかどりません。

 

しかし、糖質を必要以上に摂取すると脂肪に変わってしまうので、注意が必要です。

 

飢餓に備えるための脂肪

糖質を摂取すると血糖値が上がります。

その血糖値を下げようと膵臓からインスリンが分泌されます。

インスリンは各細胞にエネルギー源として糖質を分配していきます。

これが我々人間の活動エネルギーとなります。

各細胞に分配した後、まだ余剰糖質があるとそれを脂肪として体内に蓄える性質があります。

これは飢餓に備えるための人間本能なのです。

 

だれでも食べ物に不自由せず、いつでも好きなだけ食事ができるようになったのは、この日本ではまだ

50年程度です。

それ以前の数万年間は、飢餓との闘いでした。

いつ次の食事ができるか分からない、そんな状況のなかで生き残るには、数日~数週間食べなくても

生きていけるように、脂肪という貯蔵庫を活用したのです。

 

何日も食べなくても、脂肪を分解してエネルギーに変換できるので、空腹でも狩りや採集ができ

命をつなぐことができたのです。

 

脂肪は現代社会では悪者にされていますが、本来とても大切なものなのです。

 

脂肪が活用できない現代

幸せなことに現代社会にいきる我々は、飢餓に苦しむことがありません。

勿論すべての国の人がそういう幸せな状態ということではありませんが、この日本では

ほぼ飢餓に苦しむことはありません。

 

そうなると、脂肪の活用しどころがないのです。

雪山で遭難した、海で漂流したなどの状況でもなければ、何日も食べられないということがないので

脂肪を利用する必要がないのです。

 

それなのに、毎日過剰な糖質が身体に供給されるので、体内に脂肪が過剰に蓄えてしまい、

健康を害するまでになってしまっています。

 

 

適度な脂肪は必要

過剰な脂肪は健康を害しますが、脂肪がなさすぎるのも問題です。

ボディビルダーなどが極限のダイエットをし、体脂肪率5%以下などの状態になると

逆に免疫力が低下し風邪をひきやすかったり、癌などの病気になりやすくなります。

適度な脂肪をキープすることが大切です。

 

そのためには、自分がどれくらいの糖質が必要かを理解しておくことが大切です。

そして適度な運動も併せ継続することをお勧めします。

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