一番おいしいお米は何?お米の品種別おいしさを解説 つや姫編
目次
お米は品種によって味が異なる
一口にお米といっても、品種によって大きく味が異なります。
お米は日本人のソウルフード
日本人にとって欠かせない食べ物ですから、是非おいしいお米を食べてもらいたいと思います。
特に若者のお米離れは顕著です。
麺類やパンなど小麦の摂取量が増えてお米を食べる機会が減っていいます。
その背景にはお米に対する知識不足も大きく関係しています。
食生活が欧米化しても、お米はそれに対応できる力を持っています。
お米は品種によって適する料理も違います。
本当は料理によってお米を選ぶのが一番よいのです。
つや姫の食べ方
お米の中でも食味に大変高い評価を得ているつや姫。
(※食味とは「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸」の数値を計測したもの)
なんと平成22年からずっと「特A」評価を得ているお米なのです。
粒が大きく、冷えてもおいしいため、つや姫を楽しむのに適している食べ方は
①白米
②おにぎり
③お寿司
④和食
つまりご飯そのものを楽しむお米なのです。
繊細な味わいの和食にもよく合います。
食材の味をたっぷり楽しんだ後に、お米のうまみをゆっくり味わう
まさに贅沢な食事といえるでしょう。
つや姫の歴史
つや姫(つやひめ)は、イネ(米)の栽培品種の1つです。日本の山形県で誕生しました。
山形県では「雪若丸」とともに、「はえぬき」「どまんなか」に代わる新ブランド米として、県を上げて全国にアピールしています。
2009年(平成21年)に公募と県民投票により「つや姫」と命名されました。
コシヒカリがライバル
長年お米の王者として君臨してきたコシヒカリ
その牙城を崩したのが「つや姫」でした。
元々山形県では、推奨品種である「はえぬき」を県の農家に広める活動をしてきましたが、
コシヒカリの作付け面積が増え続け、「はえぬき」は廃れてしまいました。
そこで山形県は打倒!コシヒカリに燃えコシヒカリを超えるお米の開発に乗り出しました。
それが「つや姫」です。
お米の甘み、粒の大きさ、粘り気など品評会でもコシヒカリを超えるものが出てきています。
まとめ
一番おいしいお米は何か?
答えは、
①どう食べるか
②何と食べるか
によって異なるということです。
是非それぞれのブランドのおいしさを知ってもらい、毎日の食事を楽しんで
もらえればと思います。
本日は「つや姫」をピックアップしてみました