梅干しの凄い力、夏バテに負けないクエン酸効果
目次
梅干しの凄い力
日本独特の梅干し文化。
平安時代から梅干しは日本人に愛され、鎌倉時代になると梅の実の多くは梅干しとして食べられるように
なりました。
その薬用効果にも注目が集まりました。
梅干しの薬用効果
梅干しはその酸っぱさの素、クエン酸だけでなく様々な栄養素が含まれています。
植物性乳酸菌
動物性乳酸菌よりも効果が期待できるとされる、植物性乳酸菌が含まれています。
整腸作用により排毒効果、ダイエット効果、免疫力向上が期待できます。
カリウム
糖尿病や高血圧予防に効果が期待できます。
梅リグナン
梅リグナンは胃癌の原因物質ピロリ菌の運動を抑制する効果が報告されています。
梅エキス
バニリン
脂肪細胞の肥大や増加を防ぎます。梅干しを温めるとバニリンの効果も上がると言われており、電子レンジで1分間温めると大体20%ほどのバニリンの効用を上げられると言われております。
3,4-DHBA
梅に含まれる「3,4-DHBA」という抗酸化成分が、卵子の老化や変性の原因の酸化ストレスから保護、女性ホルモンの分泌を促してくれるといわれてます。
ムメフラール
インフルエンザウイルスなどを増やさないはたらきがあります。感染を予防したり、他の人への感染を防ぐ効果が見込まれます。
クエン酸
何といっても梅干しといえば、「クエン酸」といってよいほどクエン酸の摂取には最も効果の高い食べ物が
梅干しです。
疲労回復効果は一般的に知られていますが、他にも様々な働きがあります。
カルシウムの吸収を助け骨粗鬆症を予防したり、殺菌効果による食中毒防止、食欲増進効果があります。
そして、酸性に傾いた血液をアルカリ性に戻し、血液をサラサラにする効果もあり、脳卒中や動脈硬化を
予防します。
まとめ
梅干しはお弁当の付け合わせだけでなく、様々な健康効果があります。
日本人にとって古くから健康を守ってくれていた食べ物なのです。
ただし食べ過ぎは注意しましょう。
塩分の摂りすぎになってしまいますので。
適度に食べて暑い夏を乗り切り、日々の健康維持を心がけましょう。