熱中症にご注意!熱中症を予防するにはどんな食べ物が良いかを解説
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熱中症にご注意!熱中症を予防するにはどんな食べ物が良いかを解説
2021年の夏がいよいよ本格的になりましたね。
毎日猛暑日に近い気温が続いています。
こんな時に注意したいのは【熱中症】です。
危険な熱中症とはどんな症状?
軽度:めまい 立ち眩み、こむら返り、手足の痺れ、気分の不快感
中度:頭痛、吐き気や嘔吐、だるさ
重度:高体温、意識の喪失、全身の痙攣、まっすぐ歩けない等
重症度によって症状が分かれますが、暑い日にこのような症状があれば注意してください。
特に中度の症状がある場合は至急受診しましょう。
熱中症の原因は?
熱中症の原因は、体温が上昇して体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱が溜まってしまうことです。体温が上昇した場合、人の体は適度な体温を維持するために、汗をかいたり皮膚温度を上昇させたりして熱を体外へと放出します。この機能が損なわれることで熱中症が生じます。
熱中症を注意するべき条件とは?
- 気象条件(気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い)
- 65歳以上または15歳未満
- 持病がある(心疾患、肺疾患、精神疾患、高血圧、糖尿病、認知症など)
- 肥満
- もっとも暑い日中の行動(激しい運動や慣れない運動、長時間の野外作業、水分摂取の機会が少ない)
- 健康状態が良くない
- エアコンなどの空調設備を使用していないなど
熱中症対策基本編
熱中症予防のために、屋外では日傘や帽子を使用したり、日陰に入ってこまめに休憩をとったりするようにしましょう。気温の高い日には、日中の外出はできるだけ控えることも大切です。また、屋内での熱中症にも注意が必要です。室温をこまめに確認しながら、扇風機やエアコンで温度を調節するなどして、屋内でも熱中症予防を心がけましょう。
また、屋外、屋内にかかわらず、こまめに水分や塩分を補給することも重要です。高齢者は脱水になりやすく、自分で気付きにくいことも多いため、経口補水液を定時に飲むことも熱中症予防につながります。
熱中症対策食事編
熱中症の対策には普段から必要な栄養素を摂取しておくことが大切です。
摂取すべき栄養素
たんぱく質(アミノ酸)、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンC、」ビタミンB1
お薦めの食材
たんぱく質(アミノ酸) 枝豆、ソラマメ、生にんにく、アボカド
ナトリウム 岩塩、梅干し、味噌汁
カリウム 山芋、自然薯、里芋、焼きいも、バナナ、夏みかん、メロン、
カルシウム 小松菜、ゆで春菊、ゆでちんげん菜、キンカン、ハスカップ、キウイフルーツ
マグネシウム 枝豆、ごぼう、ゆでほうれん草、
ビタミンC 赤ピーマン(油炒め)、赤ピーマン(生)、黄ピーマン(油炒め)
ビタミンB1 生リーフレタス、生サニーレタス、生しいたけ
ここに挙げた食材はあくまで参考です。
サプリメントで補うのも良いでしょう。
暑い夏こそ、しっかりと食事を摂り危険な暑さを乗り越えましょう!