牛肉の適切な冷凍保存方法を紹介!良くある5つの疑問にも回答します
牛肉は鮮度が命!冷凍保存はお早めに
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「思ったより多い牛肉を買ってしまった」「ギフトでもらった牛肉が余ってしまった」といった経験はありませんか?普段の買い置きだけでなく、ギフトなどでも使われる牛肉は新鮮なうちに食べるのが大正解ですが、なかなか食べきれないものです。もし、冷凍保存するのであれば、出来る限り早く冷凍をしましょう。この記事では、牛肉の冷凍保存のコツや解凍方法など網羅的にご紹介します。
目次
牛肉を新鮮なうちに冷凍保存すると良いところ
スーパーで購入したりギフトで貰った牛肉は、つい冷蔵保存しがちです。入手したばかりの牛肉を新鮮なうちに冷凍保存することで、鮮度だけでなく後々の料理の時間短縮にもなります。
鮮度が保たれる
牛肉は生鮮食品です。鮮度は日に日に落ちるため、冷蔵保存では2~3日が鮮度の限界でしょう。しかし、冷凍保存は鮮度を保てることから冷蔵保存よりもある程度の期間保存できます。
下味をつけて冷凍で時間短縮
最近、お肉をそのまま冷凍するのではなく、料理の時間短縮として下味をつけた後に冷凍保存する方法が流行っています。牛肉を入手した後、すぐに下味をつけて冷凍保存することで鮮度を保ちつつ料理も楽になるのです。
牛肉を美味しく食べたい!冷凍保存の5つの疑問を解決
冷凍保存は、素早さが命。できれば、冷凍保存における疑問を解消してからチャレンジしたいものです。牛肉を冷凍した後も美味しく食べるために知っておきたい5つの疑問を対応策と一緒にご紹介します。
1)冷凍した牛肉の保存期限はどのくらい?
家庭で冷凍する場合、冷凍した牛肉の保存期間の目安は半月~1か月と言われています。ただし、ひき肉は空気に触れる面が多い加工方法ですので、長くても2週間以内に使い切りましょう。家庭用の冷凍庫はお肉屋などにある業務用と異なり開け閉めが頻繁に発生しますので、冷凍庫内の温度が変動しやすいという理由があります。
牛肉を冷凍する際は、保存袋などに冷凍庫に入れる日にちを書いておくことで、保存期間を意識できるでしょう。また、冷凍しすぎると冷凍焼けの原因となり、牛肉の味が落ちてしまいますので注意が必要です。
2)パックごと保存しても大丈夫?
特にスーパーなどで牛肉を購入するとパックごと冷凍しがちかもしれませんが、やめることをおすすめします。スーパーなどで購入した牛肉に、赤い血のようなものが生じる場合がありますが、あれは血液ではなく、ドリップと呼ばれる水分やうま味成分があるタンパク質の液体です。そのまま冷凍することにより臭いの原因になったり不衛生な状態になりがちなので、ドリップとドリップを吸い取る紙を取り除いた後、冷凍用保存袋に移し替えてから冷凍をおすすめします。
ドリップが多い肉はなるべくその日のうちに
購入した牛肉のトレー内にドリップが大量に漏れている場合は、その日のうちに調理しましょう。スーパーのお肉の場合、輸送の段階で一度冷凍され、店頭で解凍の過程を経ている場合があります。ドリップは冷凍と解凍により多く出てしまう可能性があるため、早めに調理しましょう。
3)保存容器と保存袋のどちらが良いの?
容器か袋かで迷ってしまうかもしれませんが、牛肉を新鮮に冷凍するには冷凍用保存袋が最適です。冷凍した牛肉を美味しく保つには、酸化を促進させる原因である空気に触れさせないことが何よりも重要です。
しかし、冷凍庫内にも酸素はありますので、酸化を少しでも遅らせなければなりません。ラップで牛肉を小分けにしたうえで冷凍用保存袋で空気をできるだけ除くようにしましょう。肉の塊自体が大きく、保存袋に入りきらないようであれば冷凍用保存容器に入れると良いでしょう。
移し替えるときは必ず手袋など清潔な状態で
牛肉などお肉に下味をつけるときや冷凍用保存袋に移し替える際は、必ず手を洗ったり手袋などで対策してから作業しましょう。手に付着した雑菌が原因による食中毒になりかねません。
4)冷凍した牛肉の解凍のコツは?
冷凍した後の牛肉を美味しく食べるには、ゆっくり解凍することが何よりも大切です。時間をかけることで安全に美味しく食べられます。解凍する際は、冷蔵庫内での自然解凍が理想です。室温で冷凍肉を解凍する人が一定数いますが、室温解凍は雑菌が急激に繁殖する可能性があるので、衛生上おすすめしません。
電子レンジの解凍機能は?
電子レンジにはお肉の解凍機能が備わっているため、活用している人もいるのではないでしょうか?一見、便利な電子レンジ解凍ですが、解凍後のムラが生じやすいためコツをつかむまでが大変です。場合によっては一部加熱しているということもありますので、自信のない人は冷蔵庫での解凍がおすすめです。
5)解凍してからまた冷凍しても大丈夫?
解凍したけれども、結局牛肉が余ってしまったという経験ありませんか?解凍後の牛肉を再度冷凍するというご家庭もあるかもしれませんが、衛生上おすすめできません。冷凍焼けの原因になるだけでなく、劣化を早める恐れがあります。牛肉などお肉を解凍する際は、その日に調理する分だけ解凍しましょう。
知っておきたい牛肉の敵
牛肉を保存するうえでの大敵は、
・冷凍庫の開閉
・空気
・無理な急速解凍
この3つです。冷凍庫の開閉により冷気が逃げていくことで、冷凍庫の温度が一定に保たれません。また、前述の通り、牛肉などお肉は空気に触れると酸化しやすくなります。保存するときは、ラップに包んで空気に触れないようにしたうえで、冷凍用保存袋に入れましょう。また、牛肉の急速解凍は劣化や雑菌の繁殖を促進させる可能性があるためNG。面倒だからと言って凍ったまま牛肉を焼くと焼き加減にムラが生じますし、常温解凍は雑菌繁殖の原因です。
まとめ
牛肉は他のお肉と異なり小分けパックで売られていることが少ないだけでなく、ギフト用などにも用いられれるという特徴から、余った牛肉はその日のうちに適切な方法で冷凍庫に入れるようにしましょう。保存方法をしっかり守らないと、牛肉の鮮度が落ちるだけでなく、衛生上の問題にも繋がります。また、解凍方法も気を配ることで、冷凍した牛肉を美味しい状態で食べられるので、牛肉の「急速冷凍・緩慢解凍」を心がけて、冷凍保存を上手に活用していきましょう。
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