お米だけ入れて炊飯器のスイッチオン！空焚きしてしまった時はどうすればいい？

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水を入れようと思っていたのに忘れてしまってお米を空焚きしてしまったら、そのお米はもう食べられない？そんなことはありません。この記事では、空焚きしたお米を美味しく食べる為の対処法をご紹介します。

水を入れずにお米だけを空焚きした時の対処法

いつも通りに炊いたつもりが、蓋を開けたらお米だけが入っていた！という時に炊きなおす時の対処法を3つご紹介します。

研いたお米を空焚きした時

お米は水で研ぐことで水分を吸収します。それでも空焚きをしてしまうと硬いお米のままで食べることはできません。しかし、空焚きによって熱が加えられても水分が入っていることでお米がひび割れにくくなっているので、あらためて分量の水を入れて炊きなおすことで食べられるようになります。

乾いたお米を空焚きした時

乾いたお米をそのままお釜に入れて空焚きしてしまうのは、研がずに炊ける無洗米を使っている時にうっかりやってしまう失敗です。この場合はお米がひび割れたりしているので、ピラフやパエリアとして炊きなおしたり、リゾットに使うのがおすすめ。白いごはんとして食べるとパサパサとしてしまいますが、味や油分が入ることで美味しく食べることができます。

フライパンを使ってお米を炊きなおす方法

一度炊飯をした炊飯器は熱くなっているので、すぐに炊きなおすことができないことがあります。その時は、フライパンを使いましょう。お米をフライパンに移して水を入れ、蓋をして強火で加熱。沸騰して1分ほどしたら弱火にして5分炊きます。水分が残っていない状態になったら、仕上げに強火で1分ほど加熱して火を止めます。そのまま10分ほど蒸らしたら炊き上がりです。

パサパサなお米を美味しく炊く方法

空焚きしたお米は水分がなくなっていたり、ひび割れていてふっくら炊けない事も。そんなパサパサなお米を美味しく炊くための方法をご紹介します。

お酒(日本酒)を入れる

水加減をしたお米1合に対して大さじ1くらいのお酒を加えると、炊き上がりがふっくらします。空焚きしたことでにおいが気になるという時にもおすすめです。

みりんを入れる

お米を炊く時に、みりんをお米1合に対して小さじ半分から1くらい加えることで、ツヤのあるふっくらしたごはんが炊き上がります。

氷を入れる

研いだお米に分量の水を入れる前に氷を1～2個入れます。そうすることでお米に水分がゆっくりと入っていき、ねばりのあるおいしいごはんが炊けます。使う水も冷蔵庫に入れておいた冷たいものを使うのがよりおすすめです。

ピラフやパエリアを炊く

ピラフやパエリアは、ごはんではなく生米から作るので空焚きしたお米の救済メニューにぴったりです。味や油分が加わることで、パサパサ感を感じにくくなり美味しく食べることができます。

空焚き防止機能とは？

最近の炊飯器の多くには「空焚き防止機能」というものが付いています。これは、うっかり水を入れずに炊飯ボタンを押してしまった時に自動で電源がオフになるというものです。

空焚きをしたら炊飯器は壊れる？

空焚き防止機能が付いている炊飯器の場合は、加熱がストップするため故障することはありません。空焚きをしてしまった直後は炊飯器が熱くなっているので、冷めてから使ってみて通常通り動くようであればそのまま使うことができます。

うっかり空焚きに気をつけよう！

お米を水を入れずに空焚きしてしまったとしてもそのまま捨てるしかないという事はなく、工夫次第で食べることができます。とはいえ、炊き立てごはんを食べようと思っていたのにカチカチのお米が出来上がっていたらショックですよね。炊飯スイッチを押す際は、お米と水が入っていることを確認しましょう。