炊き立てごはんがべちゃべちゃ！そんな時はどうすればいい？

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炊き立てごはんを食べようと思ったらべちゃべちゃだったら、すごく残念な気持ちになりますよね。もう失敗をしたくない！というあなたのために、ごはんがべちゃべちゃになってしまう理由や対処方法をご紹介します。

ごはんがべちゃべちゃになる理由

いつも通り炊いたつもりなのに、どうしてべちゃべちゃになってしまうのか不思議に思ったことはありませんか？実はちょっとしたミスが原因でした。

水が多かった

べちゃっとした炊き上がりになる原因として思い当たることといえば、水分量を間違えた可能性です。水は、お米を計量カップですりきりで計り、そのカップ数に合わせた量を入れます。炊飯器で炊く場合は内釜に水位線が入っているのでそれに合わせ、お鍋などで炊く場合はお米の量を1としたら水を1.2(体積)で入れます。ありがちなのは、いつもは3合(カップ)のお米を炊いている人が2合炊こうとして水をいつも通りの3合分入れてしまう、といったミスです。

お米を研ぐ時に失敗した

お米の粒が割れていると、炊いた時にお米の中からでんぷん質が流れ出てしまいべちゃべちゃした炊き上がりになってしまいます。お米を研ぐ時に力を入れすぎるとお米同士が強くぶつかり割れてしまうので、優しく研ぐことが大切。また、研いだお米をザルにあげてそのまま置いておくと、乾燥してヒビ割れてしまう可能性があります。優しく研いだお米は、そのまま必要な量の水に入れて浸水させてから炊くようにしましょう。

浸水時間が長かった

お米は研いだ後しばらく水に浸けて水を吸わせることで、ふっくらと美味しく炊くことができます。その浸水時間は長ければいいというものではなく、冬は1時間から1時間半程度、春や秋は45分、夏は20分くらいを目安にするとちょうどいいです。しかし、最近の炊飯器は「炊飯」に浸水の工程が含まれているものが多いため、浸水させてから炊飯すると浸水時間が長くなってしまいます。使っている炊飯器の機能を確認して、浸水が長くなりすぎないようにしてごはんを炊きましょう。

炊き上がったごはんをほぐしていない

炊き立てご飯は10分ほど蒸らしてからしゃもじでほぐして余計な水分を飛ばします。この工程を飛ばして炊き上がったまま放置してしまうと、水分がごはんに入ってしまってべちゃべちゃに。また、「炊飯」に「蒸らし」の工程が含まれている炊飯器の場合は、炊き上がりの音が鳴ったらすぐに蓋を開けてごはんをほぐしましょう。

炊いたごはんがべちゃべちゃになったらどうする？

炊けているごはんはべちゃべちゃでももちろん食べることは可能。でも普通に美味しく食べられる？と聞かれると難しい所です。少しでも美味しく食べるための対処法をチェック！

炊飯器の蓋を開けておく

ちょっと水が多かったのかな？というくらいの柔らかい状態で炊けてしまった時は、ごはんをほぐしてから炊飯器の蓋を開けて様子を見ます。炊き立てのごはんは熱いので、その熱で水分を飛ばしましょう。

レンチでチンする

べちゃべちゃのごはんの水分を飛ばすために、レンジを活用するという方法があります。ごはんをお皿などになるべく平らに広げて、ラップをせずにレンジで温めて水分を飛ばすのです。時間は1分くらいで、まだ水分が多いようなら様子を見ながら、数十秒ずつ加熱をします。

冷凍保存する

冷凍したごはんは自然解凍をすると水分が抜けてしまってパサパサになりますよね。べちゃべちゃのごはんの場合も冷凍した後に自然解凍をすれば余分な水分が抜けるので、食べやすくなります。

べちゃべちゃのごはんをアレンジする方法

「水分を飛ばしたくらいではどうにもならない…」というレベルのべちゃべちゃごはんを捨てずに食べたいという時は、おかゆにアレンジするのがおすすめです。ご飯にさらに水を加えて煮込めば簡単におかゆが完成。白がゆや中華粥など味付けでアレンジをして美味しく食べ切ることができるでしょう。またおかゆの状態で冷凍をして保存すれば、いつでも手軽におかゆを食べることができます。

べちゃべちゃごはんも無駄にしない！

炊き上がるのを楽しみに待っていたのに、蓋を開けたらべちゃべちゃなごはんが出来ていたらショックですよね。でも工夫をすれば、べちゃべちゃごはんも無駄にはなりません！ひと手間加えて、ごはんを美味しくいただきましょう。