発見 富山の名豚 

まだまだある地方の名産

 

Efoodfesは全国の美味しいものを紹介しています。

様々な地方の食文化に触れ、その土地のものを食べるというのは本当に幸せなことで。

残念ながら非常時代宣言下の現在、地方に出かけることがなかなかできません。

現在は、地道にリモート商談や展示会などで積極的に商材探しを行っています。

本日のピックアップ地域は富山県です。

 

 

富山ポークの驚きの美味しさ

富山県は水の王国

名水の取水地としても有名です。

日本有数の豪雪地帯、立山連峰に積もった大量の雪は、“雪のダム”となり、真夏でも豊富で清冽な水を供給してくれる自然の大貯水池になっています。

そんな豊かな自然環境と美味しい水で育った豚が、「富山ポーク」です。

 

 

 

 

品質を特長づける3つの共通点

 

富山県内養豚家の飼育方法には、3つの共通点があります。1つ目は、飼育する豚の種類。富山県農林水産総合技術センター畜産研究所(種畜供給センター)が供給する系統豚のタテヤマヨークⅡを中心とした大ヨークシャー種と、繁殖能力に優れたランドレース種を交配して生まれた雌に、雄のデュロック種を掛け合わせた三元交配種を原則としていること。むぎやポークが種豚にバークシャー系の黒豚を用いる等の例外はあるものの、ほとんどの養豚場がこれら3つの種を交配させます。
2つ目は、飼料のやり方。豚は生まれてから180~200日で出荷されますが、それぞれの成長段階にあわせた飼料が供給されること。飼料の組合せや配合率は各生産者によって異なるものの、5つのステージに細分化し、成長にあわあせた飼料を与えるという意識統一が図られています。
3つ目は、富山県内唯一の処理施設である㈱富山食肉総合センターで的確に処理されるので、新鮮で衛生面や品質面が安定していること。県内1箇所で集約的に実施している都道府県は全国でも10県と少ないようです。
三元交配種、成長にあわせた飼料の供給体制、処理施設の一元化、病気がないクリーンな品質。各ブランドによってそれぞれの特長が加わるにしても、これらの3つが「とやまポーク」を特長づける根幹になっています。

 

 

竹酢液の活用

 

 

竹酢液とは、竹を蒸し焼きにしたときに出る蒸気を冷却してできる液体のこと。殺菌や消毒作用があるとして、古くから日本の生活に取り入れられてきました。これを豚の飼料に混ぜる取り組みが広がっています。この方法を発見した前会長の木島さんは「竹酢を飼料に加えることで、豚肉特有の臭みが少なくなり、調理してもアクが出にくい」と、竹酢の効能を指摘します。黒部名水ポークの取組みにならって、富山県内生産者の多くは、飼料に竹酢を混ぜる取組みを実践しており、これが「とやまポーク」の特長のひとつになりつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10時軟骨まで柔らかく煮込んだやわらか煮

富山の美味しい水と丁寧に育てられた富山ビーフのやわらか煮込みです。

 

ご飯のおともに最高です。

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