一度飲んだらもう他は飲めなくなる蜜柑ストレートジュース
濃縮還元とは
コンビニでもスーパーでも、様々な100%ジュースが販売されています。
スムージーのようなものまで美味しそうな商品が棚には溢れています。
さて、皆さんは100%ジュースには2種類あることをご存じでしょうか?
一つは濃縮還元
原料果汁を濃縮したものを商品製造時に水を加えて濃縮を還元するものです。
何故このようなことをするのでしょうか?
最大の理由はコストを下げるためです。
特に海外産の果汁をそのまま運ぶと輸送コストが莫大に嵩みます。
なので重量を減らさないとなりません。
果汁の中の水分を取り除き1/4~1/6程度に濃縮します。
濃縮方法はいくつかあります
煮沸濃縮、凍結濃縮、真空濃縮などの方法があります。
煮沸濃縮は文字通り、果汁を煮て水分を蒸発させる方法です。しかし熱が掛かりすぎ果汁の風味が
損なわれます。
凍結濃縮は、果汁を冷凍すると水分と成分が分離する性質を利用する濃縮方法です。
熱が掛からない分風味の劣化を最小に抑えられます。
真空濃縮は真空状態にできる釜の中に果汁を入れます。真空状態では沸点が下がるので低温状態で
水分を蒸発されることができるので、風味の劣化がある程度抑えられます。
濃縮されたジュースはドラム缶に充填されます。その際に熱殺菌を施されます。
昔と比べるとこの濃縮技術のレベルはとても進化しています。
濃縮還元ジュースであってもかなりレベルの高い商品が販売されています。
濃縮された果汁は、飲料製造工場で水で希釈されて100%の状態に戻されます。
どれだけの水を加えるのか?というと、実は果汁飲料の希釈は全て法律に基づいているのです。
JAS法でそれぞれの果汁の100%状態のBrixが規定されています。
Brixは糖度と思われるかもしれませんが、実はイコールではありません。
難しい話ですが、果汁に含まれる可溶性固形分を屈折糖度計で計った値のことをBrixといいます。
当然水で還元する際に砂糖やハチミツなどは加えてはいけません。
技術も上がり、美味しくなった濃縮還元ジュース
しかし、それは搾りたてのジュースではありません。
これから紹介するストレートジュースと飲み比べると、まったく違う飲み物であることが分かります。
ストレートジュースとは
果実を搾汁し、異物を取り除いた後熱殺菌をほどこされドラム缶等に充填されます。
熱履歴という言葉があります。
殺菌等で熱を加えられた回数のことですが、ストレート果汁は濃縮還元と比べ濃縮時に熱などの
ダメージを与えられる回数が少ないので、より絞りたてに近いジュースとなります。
しかし、原料の輸送コストが嵩みコストが高くなります。
味の差は歴然
一度ストレートジュースの味を知ってしまうと、濃縮還元が飲めなくなってしまいます。
何故なら、全く違う飲み物になるからです。
健康によいオレンジジュース
朝一杯のオレンジジュースは健康にもよいのです。
高血圧 :オレンジジュースの中のカリウムがナトリウムを排出してくれます。
心臓病 :葉酸が多く含まれるオレンジジュース。心筋梗塞とうの予防効果があるとされ、
アメリカFDAは朝一杯のオレンジジュースはハートアッタクを防ぐと啓蒙しています。
アメリカの航空産業の問題として、乗客の心筋梗塞が発生すると引き返しリスクがあるので
オレンジジュースの有効性を紹介しています。
とはいえ、飲みすぎは禁物
砂糖や塩分は加えられていませんが、果汁には果糖が沢山含まれていますので飲みすぎは、
糖尿病や肥満リスクを高めますのでお気をつけを。
1日に1杯か飲んでも2杯です。
どうせ飲むなら良いものを
1日に1杯というなら、身体に良くて美味しいものを飲んだ方が良いですよね。
蜜柑王国静岡から厳選した蜜柑ジュースをご紹介します。
蜜柑にはオレンジにない健康成分βクリプトキサンチンが多く含まれています。
唐辛子やパプリカにも含まれていますが、
「日本国内で実施された栄養疫学研究(三ヶ日町研究)では、血中β-クリプトキサンチン濃度が高い人ほど肝機能障害や動脈硬化、インスリン抵抗性といった生活習慣病のリスクが低いことが明らかになりました。また、閉経後の女性は骨粗しょう症を発症しやすいことが知られていますが、血中のβ-クリプトキサンチン濃度が高いと、骨粗しょう症の発症リスクが低下することも明らかになっています。β-クリプトキサンチンを多く含む食品やサプリメントを摂取することは、これらの疾患の予防や進行抑制につながると期待されています。」という発表がされています。
女性にうれしい成分でもあります。
毎日1本の蜜柑ジュースで毎日の健康管理と最高の味わいをお楽しみください。