食べ物の好き嫌いを克服する方法を解説
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食べ物の好き嫌いを克服する方法を解説
誰しも一つ二つは苦手な食べ物はあると思います。
でもあれもこれも食べられないとなると、栄養的な問題や、食事の選択肢を減らしてしまい
人生の楽しみも減ってしまいかねません。
子供も大人もどうしたら食べ物の好き嫌いを克服できるのでしょうか?
本日はその方法を解説していきたいと思います。
好き嫌いだらけだった子供時代
かくいう私も子供の頃は好き嫌いだらけでした。
特に一番嫌いだったのが「ピーマン」
給食でピーマンの肉詰めが出た時は地獄でした。
私は現在52歳です、私が小学生の頃は給食は絶対に残してはいけない時代でした。
食べ終わるまでは昼休み遊びにいけないという厳しい掟がありました。
その時は女の子と2人取り残され、ピーマンの肉詰めとのにらめっこが続きました。
何とか鼻をつまみながら肉だけは食べましたが、ピーマンにはどうしても手が出ない。
昼休みも残りわずか・・・・
私は最後の手段に打って出ました。
ピーマンを先生が見ていないときに、筆箱に隠すという最終手段を使いました。
勿論その後筆箱は二度と使えなくなりました。
ピーマンを筆頭に、にんじん、玉ねぎ、しいたけ、等など食べられないものが沢山ありました。
現在の私の好き嫌い
では、現在の私はどうかというと、現在の食べ物の好き嫌いは・・・・ゼロです!
それどころか、世界中どこへ行っても食べられない物はないと豪語しております。
勿論、ゲテモノや一般的に食べられていないものは除外しますが。
ゲテモノと言われるヘビ、カエル、虫などは全然大丈夫です。
おそよ食べ物に対する恐怖感が全くないのが私の強みです。
さて何故これほど子供の頃と大きく変わったのでしょうか?
食べ物が足りない
私は50代前半ですので、食料不足は経験していません。
が、私は小児喘息で11歳から12歳のころ、治療の一環として親元を離れ養護学校へ通っていました。
成長期でしたので、食欲は旺盛
しかし3度の食事+3時のおやつ以外、敷地から出てはいけないルールでお菓子を買ったりできません
でしたので、いつもお腹が減っていました。
しかし、田舎にある養護学校ですので、敷地に山がありました。
山に入って様々な食料を調達してきました。
くるみ、野イチゴ、桑の実、むかご、様々な自生している食べられるものを勝手に収穫し
食べて空腹をしのいでいました。
食事は全員で食堂でたべ、お米は食べ放題。
おかずが途中で足りなくなり、醤油をかけて食べたり、あまったタレをつけて食べたりしていました。
ご飯に虫が入っていようが、髪の毛が入っていようが、そんなことは言ってられません。
虫や髪の毛は取り出して、平気で食べていました。
こんな状況ですので、好き嫌いなど完全に忘れていました。
好き嫌い克服の秘訣その①
好き嫌いなど言っていられない状況を作る!
このような特殊な状況はなかなかありませんので、工夫をして状況を作ってみましょう。
強制的に嫌いなものだけを食事に出して、極限の空腹状態でトライしてみる等。
食べ物の栄養を学ぶ社会人時代
私は社会人のスタートに食品企業に就職することを選びました。
ですので、仕事の知識として栄養学や衛生学を学びました。
食品の栄養分析のデータベース 現在は8訂といわれるものを傍らに、お客様への
商品提案に利用していました。
具体的に食品の栄養を学んでいくと、各栄養がどのように身体に影響を及ぼすのかについて
とても興味がわきました。
そして仕事がら様々な新しい食品との出会いもあり、いつしか積極的に知らなかったものや
珍しい食べ物を欲するようになりました。
好き嫌いが全くない状態で、さらに新しいもの、珍しい食べ物を探求するようになり
食べ物への恐怖感も全くなくなりました。
好き嫌い克服の秘訣その⓶栄養学を学んでみる
食育として野菜や果物の栽培なども効果があります。
食べ物への興味が湧くということが大切です。
仕事で海外へ
いつしか、私は会社の国際部に異動しました。
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、中国
など様々な国々に出張してきました。
ある時私のお客様と中国へ行った時のこと
中国の広東省へ行ったのですが、広東省の食文化はすさまじく
「飛んでいるものは飛行機以外食べるし、四つ足ものはテーブル以外食べる」と広東省の中国人が言っていました。
それで私以外日本人は怯えてしまい、いちいち食べるモノは一旦私が毒見?して、
「これは〇〇です。」と判断してから食べることになっていました。
ウミヘビ、カエル、様々なものが出てきましたが、全て私には美味しいものでした。
そうなると、「世界中の食べ物は平気だ」と自信がつきました。
好き嫌い克服の秘訣その③外国の食文化に触れる
現在はコロナ禍で、海外へはなかなか行けませんが、日本には様々な国の料理が楽しめます。
アフリカや南米、アジアの料理を積極的に食べてみましょう。
日本人向けにアレンジもされているので、珍しい料理でも美味しく食べられると思います。
様々な国々の料理になれておくと、いざ外国へ行ったときに恐怖感がなくなります。
まとめ
食事は人生において本当に楽しい時間です。
好き嫌いが多いと、食事の選択が狭まります。
偏食になると、栄養的な問題がでてきます。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸など身体や精神の健康に欠かせない栄養が不足すると
とても不安定な健康状態となります。
幅広く、何でも食べられるとその心配もなくなります。
人生を楽しむために、上記以外にも様々な好き嫌い克服方法があるかと思いますので、
ゲーム感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか?