お中元とお歳暮の違い

お中元

日頃お世話になっている人への感謝の気持ちを伝えるための夏の贈り物。

「中元」とは元々中国の道教から来ていて、旧暦7月15日のこと

ここに仏教の盂蘭盆会（うらぼんえ；先祖の霊を供養すること）が混じり、江戸時代には盆の

お礼としてお世話になった人へ贈り物をする習慣となりました。

お歳暮

日頃お世話になっている人たちに一年の締めくくりのお礼として贈り物をすること

その起源は江戸時代。

長屋の大家さんや、取引先に日頃の感謝や、これからも宜しくということで店子や商人が

贈り物をしたことが始まり。

お中元は元々宗教行事から始まったのに対して、お歳暮は人間関係を円滑にするために始まったものです。

お中元に良く選ばれるもの

お中元とお歳暮は季節が違うので、当然贈られるものも違って当然です。

やはり圧倒的に多いのは食品です。

良く選ばれる食品とは？

お中元は季節柄夏に合うものが良く選ばれます。

ビール

１００%ジュース

メロンやマンゴーなどの果物

うなぎ

牛肉

そうめん

アイスクリーム

夏場もらったらうれしいものばかりです。

ハムの詰め合わせなどはお歳暮向きです。

予算は？

お中元で使われる予算は概ね3000円～5000円程度

中には１万円以上使われる方もいます。

無理のない程度で、心が籠っていれば特に気にする必要はないでしょう。