赤身肉で筋肉つけよう
筋肉に効く赤身肉
ついに日本でも空前の筋トレブームとなっています。
ひと昔前はマッチョに良い印象を持っている人は少なかったのですが、
現在は180度風向きが変わっています。
筋肉をつけることは格好が良いことになっています。
男性のみならず、女性までがストイックにボディメイクをしている人が本当に増えています。
芸能人でいえば、松本人志さん、西川貴教さん、中山きんに君などが筋トレ芸能人として有名ですが、
筋肉系ユーチューバーなども多く、筋トレは完全に市民権を得ているようです。
私自身もスポーツジムに通っています。
緊急事態宣言で閉館時間が午後８時となっていますので、早い時間に来れる人しか運動できなくなっています。
こんな中でもやってくるのは、かなりストイックな人たちです。
筋肉はじっとしていても大きくも強くもなりません。
大きく強くする方法はただ一つ、負荷をかけて筋繊維を破壊し、栄養を摂取して過保証することです。
筋肉には無数の筋繊維が張り巡らされています。
負荷が掛かるとその筋繊維が破壊されます。破壊された筋繊維は回復を図ります。
その際同じ負荷では破壊されないようにより強く太く修復していきます。
これが過保証。
そしてその修復に必要な栄養がたんぱく質です。
修復期間中の典型的な症状が筋肉痛なのです。
筋肉痛は超回復における工程の一部ですので、前向きな痛みといえます。
でも折角トレーニングしたのにたんぱく質が不足すると十分な修復ができません。
なんともったいないことでしょう。
そんな時に最適な食事は、白肉である鶏肉や赤身肉なのです。
今日は自慢の赤身肉をご紹介します。
低脂肪高たんぱく食な赤身肉
赤身肉は脂肪分が少なく、たんぱく質も豊富なので、ダイエットにとても有効な食べ物です。
ムキムキにはなりたくないという人でも、運動の後にはたんぱく質補給は欠かせません。
因みにムキムキには簡単にはなれませんので、安心してください。
筋肉を本当に大きく（筋肥大）するためには、かなりの負荷を筋肉に掛けないとなりません。
トレーニングの度に筋肉痛になるほどの激しいトレーニングが必要なのです。
筋肉は過保証により強くなっているので、同じ負荷では筋繊維は破壊されません。
常に負荷を増やし続けることが必要なのです。
なのでちょっとやそっとトレーニングしたくらいではムキムキになってなれないのです。
適度に運動していれば日々張りのある健康的な肉体を作ることができます。
そして筋肉が求めるものを食べればいいのです。
赤身肉は美味しくない
でも赤身肉は美味しくないと思っていませんか？
硬くて噛み切れない、味もそっけもない赤身肉というのは事実多いのです。
だから間違いではありません。
特に和牛の赤身肉は美味しくないイメージがあります。
何故なのでしょうか？
そもそも和牛は霜降りを前提に作られているからです。
いわゆる「サシ」の入った肉を作るのが和牛。
サーロイン、リブロイン、カルビなど人気のある部位は飛ぶように売れていきます。
しかし、モモ肉や硬いスネ肉、ネック（首）などは使用用途に困ることがあるのです。
煮込み料理やローストビーフなどに良く使われたりします。
何度も言いますが、和牛は霜降り肉用につくられているのです。
では美味しい赤身肉は存在しないのか？
いいえ
そんなことはありません。
赤身前提で作られる和牛
人間だって体脂肪たっぷり付いていれば様々な病気リスクがあります。
高血圧、高脂血症、糖尿病、心筋梗塞・・・などなど肥満が引き起こす病気は数多ありますね。
動物も一緒です。
特に和牛はからだ中に脂肪がつきすぎているので、病気リスクが高いのです。
健康的な牛とは、体脂肪がそれほど多くなく、身体も大きくさせないことで
実現できます。
それを行っているのが、いわて門崎丑牧場です。
自然豊かな牧場でのんびり育てられた牛は、ストレスもなく健康的にすくすく育っています。
和牛の平均肥育期間は20ヶ月程度ですが、30ヶ月を超えることも多くない門崎丑。
だからエイジングなんてさせなくても、十分自然な熟成をした肉が味わえます。
初めから霜降りを作ろうとしていないのです。
だからサーロインステーキでもさっぱりしています。
私などはこの肉に慣れてしまい、他の和牛が脂っぽ過ぎて食べれません。
そして赤身肉が柔らかく、自然な甘みを強く感じるのです。
一度食べたら病みつき門崎丑なのです。
筋肉もよろこぶ美味しいたんぱく補給食です！
