〇〇ダイエットにはもう騙されるな！
目次
〇〇ダイエットの落とし穴
飽食の時代である現代は、どう食べ物にありつくかよりも、どう食べ過ぎないかの方が重要な
問題になっています。
本屋に行けば健康コーナーには、〇〇ダイエットの本が沢山棚に並んでいます。
もう様々なジャンルのダイエット本が氾濫していて、一体何を信じたらよいのかわかりません。
最近では、
低糖質ダイエット
肉ダイエット
ロングブレスダイエット
酵素ダイエット
腸活ダイエット
大きく分けると
①食事系
②運動系
③サプリ系
に分けられます。
食事系ダイエット
そもそも、太る原因は食べるから。
食べなければ体重は増えません・・・・・が、食べないと生きていけない
要は「食べ過ぎちゃう」から。
食事は人間にとっての大きな幸せの一つ。
人間の３大欲求の一つを満たすだけでなく、コミュニケーションや味覚の刺激、美意識様々な面から
動物にとっての餌とは違う、「食事」という特別な行為。
それを制限されるのは苦痛でもあります。
特に日本人にとって、欧米の脂質や糖質の多い食事はたまらなく食べたくなります。
だから太る。
なので、食べない苦痛をなるべく生まないダイエットが「食事系ダイエット」なのです。
★低糖質ダイエット（ローカーボ）
糖質を摂取すると膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは糖質摂取で高まった血糖値をさげる役割を
果たします。インスリンの命令で血液にブドウ糖が吸収され、取り込まれたブドウ糖は活動エネルギーに変化します。しかし、活動で使い切れない場合はそのブドウ糖が脂肪細胞に取り込まれ体内に蓄積します。これが太る原因となります。なので糖質を制限すれば脂肪細胞に取り込まれるブドウ糖が減るわけです。確かに合理的なダイエットに思えます。
具体的には炭水化物の主な供給源である、主食である米や小麦の摂取を減らすまたは食べないこと。
炭水化物は糖質と食物繊維で形成されている物質です。
糖質の主な供給源です。
しかし大きな問題点があります。
糖質は脳の唯一のエネルギー源なため、不足すると思考能力や気力の減退につながります。
そして全体的に栄養不足に陥りがちになり、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラル不足に
なりがちとなります。
★肉ダイエット
これも上記の低糖質ダイエットの延長になります。
糖質を制限する分たんぱく質と脂質を補給するためには適切なダイエットと言えます。
たんぱく質が減少すると、筋肉量が減少します。筋肉は人間の代謝にとって極めて重要な物質です。
代謝が落ちれば痩せにくくなります。
脂質も大切な物質で、不足すると疲労感や免疫力低下を招きます。
しかし、こちらも大きな落とし穴があります。
脂質の摂りすぎによる悪玉コレステロール増加で、動脈硬化や心筋梗塞などの成人病を招いたり
塩分の摂りすぎによる高血圧等を招きます。
因みに以前私がやったときは、逆流性食道炎になりました。
運動系ダイエット
筋トレやランニング、ウオーキング、水泳などのベーシックな運動
ロングブレス、ヨガ、ピラテスなどのインナーマッスルを鍛える運動
どの運動をとっても、とても有効なダイエットだと思います。
運動することで筋肉が増加し、ダイエットのみならず内臓や足腰の強化、免疫力の向上がはかれます。
注意点とすると、
過剰に運動すると逆効果。怪我や過剰な疲労で免疫力の低下なども引き起こします。
そして、食事の管理程効果は薄いことです。
例え
ば脂たっぷりラーメンを１杯食べて1000kcalとすると、1000kcal消費するには 、体重60kgの人ならウォーキングで16.7km、50kgの人なら20km程度必要となります。
なかなかしんどいですよね。
サプリ系ダイエット
「カロリミット」や医薬品である「ナイシトール」など
または特保飲料系などもあります。
ただこれだけで痩せるのは難しいですね。
あくまでも栄養補助的な位置づけではないでしょうか。
いんちきやせ薬など以前出回ってましたが、これは違法ですし、効果もないどころか健康被害すら起こる。
結論
色々なダイエットを検証して、結論は至ってシンプルなのですが、
バランスの良い食事と適度な運動＋サプリメント
こういうことになります。
そして続けるのが一番楽です。
特にバランスの良い食事は、しっかり野菜、お肉、主食を摂ること。
食べたものが自分の身体を形成するのです。
どうせ食べるなら良いものがいいのは当たり前。
何より健康への意識が高まるのです。
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